八ヶ岳自然農楽校(ポタジェ)を始める動機
八ヶ岳自然農楽校ポタジェプロジェクト 代表 藤巻正夫
●素人から実践できる自然農法を見極め結果が出るか検証し情報共有できる場の必要性。
●いろんな自然農法を共有できる場が必要。
●これから自然農を学びたい人はどんどん増えてきます。気楽に一歩をふみ出しやすい実践の場。
●できるだけ多くの方々が家庭菜園(ポタジェ)をすべき時代
現在の農業に対する二つの考え方
1、食料安保論、有事の際、食料輸入ができなくなる可能性があるから、自給率を高めるべき。
2、食料自由貿易論、日本の農業は生産性が異常に低い。国産の食品は外国産より何十倍も高く、消費者は著しく損害を被っている。補助金まみれの農業をつぶしても、外国からの安い食料で食って行ける。
これからは1の食料安保論に日本中がなっていく必要がある。
なぜ?
⭐世界人口がどんどん増え2020年約76億人、世界人口は年間8000万人のペースで増え続けている。
⭐農業従事者は日本も世界も減少している。
⭐オゾン層の破壊、酸性雨、温暖化、環境問題による世界規模の収穫高減少
⭐需要は年間8000万人分増えてゆく、供給は長期にわたって減ってゆく。近い将来
食料価格は高騰する。
⭐需要がどんどん増え、供給がさらに減れば、自国民を食べさせるために輸出を規制する国が出てきます。いくらお金を積んでも買えない状況になり、日本のように自給率の低い国は餓死の危機に直面する。
⭐穀物の輸出制限は必ず起こる。
⭐輸出制限しても誰も何もできない。
ではどうする?
食料自由貿易論は亡国の道であると多くの人が気づく。
自給率アップのためにできるだけ多くの人が小さく自然農を始める。
自給率100%を目指し実現してゆくしかない。
しかしそれは大規模農業ではなく、家族農業。棚田、段々畑の多い日本は不耕起の負担の少ない自然農が適している。
●菜園と加工を楽しもう!
自然農始め一種類でもいいから野菜や、豆、お米作りにチャレンジしよう。
野菜、フルーツ等々を加工する知恵を共有し味噌、梅干し、ピクルス、ジャム、漬物、乾燥食、粉末食、等々を創ろう。